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ダンススタジオの新規獲得のための広告戦略

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ダンス未経験者に向けた広告戦略

現在のダンススタジオやスクールの広報の最前線は、ダンス未経験者の新規獲得にあると言えるでしょう。

今回は、そんな“はじめてのダンス”の機会をターゲットにした広告の“不安解消”に焦点をあてた情報設計について考えてみます。

目次

ターゲットの不安を考える

ダンススタジオの広告でよく見かける「人前で踊ること」を前提にした訴求。

スタジオとしての目標や経験者にとっては間違いなくそうでしょう。しかし、今回のテーマである“はじめてのダンス”において、それは最適な伝え方でしょうか?

そもそも興味がない人への訴求として、具体的な目標や特別なものが得られる!という打ち出しで、“気づき”を与えるには有効かもしれません。しかし、SNSの普及に伴い、既にダンスに興味を持っている潜在層は非常に多くなっています。そのため、彼らに対して必要なのは、「どうすれば安心して参加できるか」という不安を取り除く情報ではないでしょうか。

改めて例を挙げると、「豪華なステージで踊れます!」という訴求は、ダンスを始めたい子どもや、その保護者にとって直近の期待となるでしょうか?

ステージに立ちたい!という欲求はもう少し先

おそらく、初心者にとってはハードルが高く感じられるでしょう。もちろん、ステージに立つことを目標として載せることが悪いわけはありません。しかし、それ以前に、初めてダンスに参加する人は多くの不安を抱えているのでは?と考慮することが重要だと考えます。

ダンス未経験者の身近な不安とは

ダンス未経験の子どもや保護者にとっての最大の不安は、「どんな場所(空間)なのか」「どんな人たちがいるのか」という点です。

参考の構成案

レッスンという空間は、未経験者にとって未知の世界です。まずは入り口となる「レッスンの様子」を伝えることで、不安を解消し、新規参加のハードルを下げましょう。

例えば、以下のような情報が有効です。

  • レッスン会場の写真
  • 参加者の年代や男女比が分かる写真
  • 先生がどんな人か分かる紹介

よく見かける、効果的ではない例

例えば、先生のキャリアをずらっと並べるケース。

これは、ダンス業界に精通している人にとっては効果的ですが、未経験者にとっては理解しづらい情報になりがちです。

そのため、経歴の記載は5個程度、多くても10個くらいにまとめ、その方のレッスンの様子や内容、人間性などを丁寧に紹介する方が効果的でしょう。 また、文字サイズを大きくし、読みやすくすることも重要です。

具体的な情報設計

今回は、チラシの片面規模をベースに、情報の優先度を「大・中・小」に分け、最低限の情報に絞った設計を考えます。

優先度:大(アイキャッチ)

  • レッスンの様子の写真
  • キャッチコピー(強みや訴求テーマなどがある場合)

優先度:中(基本情報)

  • 先生の写真(顔がはっきりわかるもの)
  • 講師やレッスンの情報(安心させるための仕掛け)
  • レッスン空間の写真(どんなところか)
  • レッスンの基本情報(曜日・時間・ジャンル・レベル)

優先度:小(詳細情報)

  • 料金(具体的に書く必要がある)
  • お問い合わせ方法(CV)
  • 運営情報(安心させるための情報)

「大(アイキャッチ)」で気が付かせ、「中(基本情報)」で理解・共感をさせ、最後に「小(詳細情報)」で行動させる(お問い合わせ)、というような情報設計ができれば理想的です。

広報としての優先度を上げる

一度スタジオやスクールの扉を開いた後は、レッスンの内容や環境が合えば、リピート率の高い習い事になります。また、他のクラスへの受講や、紹介による新規獲得にも繋がるケースが多くあります。

そのため、広報においては新規獲得やスクールの新規開拓の優先度を上げることが、安定した経営においても最重要でしょう。その上で、どうすれば新規が「安心してダンスに参加できるか」という視点を持ち、スタジオの個性やエリアンドを生かして、情報設計を考えみてはいかがでしょうか。

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